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しじみのすべて

気になる尿酸値をしじみで下げよう!

「痛風」のバロメータとして健康診断などでも注目される尿酸値。
痛風は贅沢病とも呼ばれ、強烈な傷みで歩けなくなるほどの症状がでる病気として知られています。
痛風にはなりたくない。そんな人にはしじみが効果的です。
今回は、しじみによる尿酸値の下降について、皆さんにご紹介させて頂きます。

肝臓の健康状態が尿酸値に直結します。

痛風のスタートラインは、肝臓の働きです。
痛風の原因となる尿酸は、肝臓がプリン体を分解した時に排出される成分であることがわかっています。
つまり、ビール等のプリン体を含む酒類などを摂取することで、痛風の素となる尿酸が大量に生成されてしまいます。

尿酸は、不純物を尿内に溶かしこむために必要な成分として知られており、アルコール摂取による解毒作用には欠かせない成分です。
尿酸がなければ、アルコール等の毒素を体外に排出することが出来ません。

健康な肝臓ならば、適量の尿酸生成と活用により、効率的に毒素を排出できるのですが、不健康な肝臓になっているとそうはいきません。
肝臓の働きが弱まることで多くの尿酸を必要とするようになり、尿酸の過剰生成に繋がってしまいます。

健康な肝臓が必要とくれば、しじみですね。
しじみは肝臓の働きをサポートしてくれる「オルニチン」を含んでおり、健康な肝臓へ近づけてくれる効果が期待されています。
さらに、タウリンなどの疲労回復効果が認められている成分も含まれており、肝臓の疲労回復にもつながると考えられています。

ポイントは腎臓の状態

もう少し詳しく説明していきます。
尿酸値が高くなる要因の一つは肝臓だけではなく腎臓の状態も大きく関わっています。
尿酸は、肝臓で分泌される成分で、尿の中に不純物を溶かしこむ作用を促進させてくれる事を説明させて頂きましたが、その尿酸を活用し不要な物質を尿に溶かしこんでくれるのが腎臓です。

さらに腎臓は、不純物を尿の中に溶かしこむのと同時に、生成した量と同等の尿酸も、尿の中に溶かしこむ働きをしてくれています。
その腎臓の働きが悪くなると、全ての尿酸を尿の中に混ぜ込めなくなってしまいます。
その結果、体内の尿酸濃度が上昇し、血管内で結晶化してしまい、激しい傷みを伴う痛風に発展してしまうのです。

つまり、健康な腎臓の状態を保つことができれば、痛風発生の可能性を低くすることが出来ると考えられます。
そこでしじみです。
しじみのオルチニンとタウリン等の成分は、肝臓だけではなく腎臓の働きを助ける効果と疲労回復効果も認められています。
それらの効果により、肝臓と腎臓のストレスを軽減し、本来の働きをより効率的にする働きが期待されています。

健康な肝臓と腎臓で尿酸値を減少

肝臓と腎臓は、体の中の毒素を体外へ排出する働きを担っており、特に腎臓は尿に不要な物質を混ぜて体外へ排出する役目の中枢を担っています。
しじみによって肝臓と腎臓の健康状態が保たれていれば、急なアルコールの摂取による解毒作業が発生したとしても、効率よくこなし、尿酸も尿の中に含めて対処することができそうです。
すでに尿酸値が高くなっている状態でも、しじみの栄養素を取り入れることで、正常な尿酸の値に近づけることができると考えられます。
大切なことは、常に肝臓と腎臓を元気な状態にしてあげることです。
毎日のしじみを続けることで、それを実現できると期待されています。

とはいえ、毎日しじみを食べ続けるのは難しいですね。
調理にも時間がかかります。
その場合は、サプリメントやドリンクで販売されているしじみ商品で補いましょう。
毎日のしじみで尿酸値の減少。
はじめてみてはいかがでしょうか。