二日酔いの対処はしじみと梅干しで決まり
日本の食卓には欠かせない梅干し。
日本人のご飯の友とも呼ばれる食品ですが、その梅干しとしじみが二日酔いに効果を発揮してくれることをご存知でしょうか?
今回は、しじみと梅干しの二日酔い緩和について、みなさんにご紹介させて頂きます。
飲む前に梅干し!飲んだ後にも梅干し!
飲む前に梅干しを食べると、翌日の体調が良いという話を聞いたことはないでしょうか?
梅干しにはクエン酸とピクリン酸という成分が含まれており、身体の疲労回復や肝臓の解毒作用を促進させる効果があります。
さらに、飲む前に忘れてしまったーという場合でも、飲んだ後に梅干しを食べると、二日酔いの程度が軽くなると言われています。
これは、アルコール摂取後の肝臓の働きを助ける効果によって、活性酸素などの毒素を体外へ排出してくれるからと考えられています。
しじみにも同様の特徴があり、シジミのエキスを抽出したドリンクなどが販売されており、飲酒前に飲むと飲んだ後の体調悪化を防いでくれます。
二日酔いの朝に「しじみ汁」も有名ですね、これは美味しいからと言う理由もありますが、実際に二日酔いの症状を回復してくれる効果が認められており、先人の知恵として今に伝えられています。
二日酔いになってしまっても梅干し!
飲み過ぎてしまった次のの日の朝、気持ち悪くて後悔してしまうことありますよね!?
一般的に「二日酔い」と言われている症状なのですが、そのタイミングで梅干しを食べると二日酔いを軽減してくれると言われています。
先ほど説明させていただいた、クエン酸とピクリン酸の働きもあるのですが、梅干しに含まれているミネラル成分によって、汗や尿で体外へ排出されてしまったミネラル成分が補充されると考えられています。
アルコールを摂取すると、どうしてもおしっこに行きたくなったり、汗ばんでしまったりします。
これは、人間の反応として抗えない「代謝」と考えられており、脱水症状になる可能性もあります。
梅干しによってミネラル成分を補給し、そこに水分を追加することで効果アップをはかれます。
そう考えると、梅干しとしじみ汁の組み合わせは、非常に効率的で的を得た献立と考えられますね。
疲れた身体に良い組み合わせ
二日酔い防止と緩和に、梅干しとしじみ汁が効果を発揮してくれることを理解して頂けたかと思います。
どちらも肝臓を助ける効果を発揮してくれるため、お互いの効果・効能を邪魔することがありません。
しじみ汁に梅干しを落とすのは、好みが分かれますが、ご飯と一緒に梅干しを食べながらしじみ汁をすするのは、日本人の朝ごはんとしてマッチしているのではないでしょうか。
梅干しとしじみ汁。
ぜひ試してみて下さい。