元気の源はしじみにあり!グリコーゲンで元気いっぱい
エネルギーの源といえば「糖分」と言われていますが、糖分よりも即効性の高いエネルギー源として注目されているのが「グリコーゲン」。
グリコーゲンは肝臓や筋肉に蓄えられたエネルギーの素として、その活用が研究されています。
そのグリコーゲンの生成が、しじみによって促進されることをご存知でしょうか?
今回は、しじみのグリコーゲン生成促進効果について、皆さんにご紹介させて頂きます。
それすなわち即エネルギー!
人間のエネルギー源として話題に上がるのが糖分です。
胃腸で吸収された糖分は、分解されてグリコーゲンとなり肝臓に蓄えられます。
肝臓に蓄えられたグリコーゲンは、血液に乗って体中に運ばれ、筋肉を動かすエネルギー源として利用されます。
筋肉が動作する時に直ぐにエネルギーとして利用されるのがグリコーゲンですので、糖分よりも先にグリコーゲンが消費され、消費されると糖分がグリコーゲンに変換されるというサイクルが繰り返されます。
グリコーゲンが多ければ多いほど、瞬発力の良い筋肉の動きが出来ると考えられており、効率よくグリコーゲンを生成する事でそれが実現できると期待されています。
しじみの炭水化物がグリコーゲンに!
文部科学省のデータによると、しじみには生の状態で4.5g、水煮などの調理で5.5gの炭水化物が含まれているとされています。
水煮の場合で調査してみると、同じ貝類のあさりが1.9g、海のミルクと称される牡蠣が7.4gですから、牡蠣に迫るほどの炭水化物の含有量です。
そんなしじみにはオルニチンと呼ばれる成分が含まれており、肝臓の働きをサポートする効果が認められています。
このオルニチンによって肝臓の動きが活発化することで、炭水化物(糖分)のグリコーゲン化が促進されると期待されているのです。
豊富な炭水化物とオルチニンによって、グリコーゲンを効率よく生成できると言うことですね。
肝臓と筋肉に蓄えられるグリコーゲン
成人の場合、肝臓に蓄えられるグリコーゲンは、肝臓の重さの8%程度と言われています。
グリコーゲンは筋肉にも蓄えられると言われており、その備蓄量は筋肉の1〜2%程度とされています。
数字だけ見ると、肝臓に比べて筋肉の備蓄量が少ないように思えますが、人間の体の全体として考えると、20代の男性で体重の約44%、女性では39%程度の筋肉量とされていますから、筋肉への備蓄量は無視できない容量になります。
体格や体重にもよりますが、平均的な肝臓のグリコーゲン量は、約120gと考えられており、筋肉に備蓄されるグリコーゲン量は350g程度と考えられています。
効率よくグリコーゲンを生み出してくれるしじみ
しじみの肝臓サポート効果によって、糖分をグリコーゲンに変化させる作用が促進され、筋肉の状態を「すぐに動ける状態」にしやすいと考えられています。
それだけではなく、しじみにはタウリンなどの疲労回復効果を発揮する成分も含まれていますから、肝臓の働きだけではなく筋肉疲労の緩和にも効果を発揮してくれると言われています。
このように、しじみは健康に特化した素晴らしい食材として注目されています。
毎日しじみを食べることは難しいですが、サプリメントやドリンクであれば手軽に接種可能です。
毎日のしじみエキスでエネルギッシュな身体を手に入れてみてはいかがでしょうか。