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しじみのすべて

しじみで貧血予防!

ダイエットなどを行っていると、どうしても気になるのが鉄分やビタミン不足。
食事制限などを行うと不足しがちになります。
しじみには多くの鉄分とビタミンB12が含まれており、貧血防止の効果が期待されています。
今回は、しじみによる貧血予防について、皆さんにご紹介させて頂きます。

ビタミンB12で貧血予防

別名「赤いビタミン」と呼ばれるビタミン12は、葉酸と共に赤血球を作り出すために必要な栄養素として知られています。
ビタミンB12には貧血を防ぐ効果があり、悪性貧血を予防できるとして注目されている成分です。

貧血は、鉄分が不足して発生すると考えられていますが、悪性貧血は赤血球の数が減少することがきっかけとなる場合が多く、赤血球の減少はビタミンB12の欠乏か葉酸の欠乏が主な原因と言われています。
ビタミンB12と葉酸のどちらが不足しても、健康な赤血球を生成することが出来ないと言われており、ビタミンB12の補給はとても大切な事なのです。

さらに、ビタミンB12は神経細胞の修復にも役立つと言われており、研究が勧められています。
神経痛や腰痛の薬にもビタミンB12は含まれており、それらの成分をしじみから摂取できるのは嬉しい事ではないでしょうか。

しじみに含まれる鉄分・亜鉛

2017年現在、文部科学省が公開している情報を閲覧すると、しじみ可食部100g(水煮等の調理後)に含まれる主な栄養素の中で、鉄分は8.3mg、亜鉛は4mg含まれていると言われています。
これは、同じ貝類のあさりと比べても多い含有量です。

厚生労働省の情報(2015年度版)によると、鉄分の失われやすい月経時の成人女性に必要な鉄分は、1日で10.5mgと言われており、しじみの身1個が5gと仮定すると、約30個程度のしじみを摂取する必要があります。
30個は意外に多い量ですが、少しでも食事の中に取り入れることで鉄分を補給することが出来ます。
不足している部分については、しじみのエキス配合のサプリメントやドリンクで補えば問題ないでしょう。

牡蠣などに比べれば鉄分や亜鉛の含有量は少ないですが、しじみには鉄分・亜鉛を効率よく活用する「肝臓の働き」をサポートする効果が期待されています。
しじみに含まれるタウリン等の成分によって、それらを効率よく全身に運搬できると考えられているのです。
鉄分・亜鉛を効率よく活用できることで、貧血の防止に繋がるわけですね。

しじみで貧血予防

しじみに含まれるビタミンB12と鉄分・亜鉛によって、悪性貧血を予防することができそうですが、毎日摂取するのは大変です。
そもそも、生のしじみを毎日の食卓に並べるのは容易ではありません。
残念ながらしじみは簡単にスーパーで手に入る食材でもありません。
そこで活用したいのがサプリメントやドリンクですね。
自分にとって手軽なものを探してみるのも楽しいのではないでしょうか。

貧血の主な症状は、動悸や息切れ、倦怠感などです。
妊娠中の女性は、胎児に血液を送らなければならないため、特に注意しなければなりません。
しじみサプリメントやドリンクでビタミンB12と鉄分を補い、貧血予防に役立てましょう。