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しじみのすべて

しじみに摂取制限!?本当なの?

豊富な栄養素と肝臓サポート効果によって、多くの人から指示を得ているしじみ。
毎日でも取り入れたいと考える人も多くいると言われていますが、そのしじみに摂取制限があると言われています。
本当なのでしょうか?
今回は、しじみの摂取制限について、皆さんにご紹介させて頂きます。

基本的には問題なし!

いきなり結論から書いてしまいました。
しじみの摂取制限についてですが、「適量」であれば何も問題ありません。
何事もそうではありますが、大量に摂取しすぎるのは問題です。

お酒などがその代表ではないでしょうか。
少量であれば滋養の妙薬として知られるお酒も、大量に摂取すれば二日酔いなどの症状に悩まされます。
しじみも同様に、大量に摂取し続けると「鉄分過多」となり、体調不良になる場合があります。
しじみで注意しなければならないのは、鉄分と言われています。

1日に必要な鉄分の目安

サプリメントやドリンクとして開発されているしじみ商品には、必ず成分の含有量や摂取量についての記載があります。
その記載の内容を守っていれば、何も問題ありません。

厚生労働省が発表している鉄分の摂取量ですが、日本人の食事摂取基準(2015年調べ)によると、1日の鉄分推奨摂取量は、18歳〜29歳の男性で7mg、30歳〜69歳の男性で7.5mgとされています。
女性の場合は、月経のある15歳〜69歳で10.5mg程度とされています。

しじみには100gあたり平均で5.3mgの鉄分が含まれており、1日3食のうち1食をしじみ料理にするだけで、1日の平均摂取量をカバーできそうです。
もしも不足するようならば、しじみドリンクやサプリメントで補えば問題ないでしょう。

鉄分過多に注意して、しじみを美味しく頂きましょう

しじみには肝臓機能の向上が認められており、身体の中にある毒素を解毒してくれる効果が期待されています。
しかし、鉄分過多には注意が必要な場合があり、特に肝疾患と診断されている方は注意が必要です。
鉄分は、しじみ以外にも多くの食材に含まれており、1日のうち1食だけをしじみ料理にしたからといって、鉄分不足にはなりにくいと考えられています。

健康な肝臓の場合は、鉄分補給は非常に大切なことであり絶対不可欠なのですが、肝疾患の場合は鉄分過多によって活性酸素の生成促進に繋がる可能性があります。
活性酸素とは、身体の不調のきっかけになる成分として知られており、酸素と反応することで細胞を錆びさせると言われています。
せっかくしじみを摂取しても、活性酸素による酸化を促進させてしまっては意味がありません。

何事も、適量を意識して考えるように注意しましょう。
いくつものサプリメントやドリンクを併用するのではなく、これという自分に合った商品を見つけたら、その商品の用法容量をしっかり守って健康を維持しましょう。
重ねて記載しますが、肝疾患のある方は、かかりつけのお医者様の指示に従うようにしましょう。